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就活で絶対失敗しないために意識すべきたった2つのポイント

 

まさに人生の関門であり、人生そのものを決めるといっても過言ではない「就活」ですが、ほとんどの人が就活の本質や採用者が何をポイントにして採用活動を行っているかを理解せずにやみくもに取り組んでいます。

 

今回は就活を成功させる上で特に重要な2つのポイントについて詳しくお話ししていきます。

 

これを知らずに就活に取り組むということは、玉砕覚悟で特攻するようなものです。

 

この記事を最後まで読んだ後、これまでが嘘のように自分がこれから何をすべきかが明白になると思います。

 

就活で失敗する人の特徴

 

まず、就活の超重要なポイントをお話しする前に現状認識を行いましょう。

 

就活がうまくいかない人というのは、いくつかの典型的な考え方や行動をしているケースが多いです。

 

以下のパターンに自分が1つでも当てはまるという方は既に黄色信号が点灯しております。今すぐ考えを改める必要があります。

 

<失敗する人の典型的な考え方>

・就活のやる気が起きない、とりあえず何とかなると思っている。
・自分は高学歴なので大丈夫。
・これまで経験したことを一生懸命話せば大丈夫。
・何をして良いか分からないので、とりあえずたくさんセミナーに参加している。
・何を聞かれても答えられるよう、やみくもに一問一答の答えを作っている。
・企業調査をしていない、もしくは調査しただけで終わっている。

 

どうですか?

 

1つ目と2つ目が論外なのは、皆さん感覚的に分かると思いますが、それ以外は就活にまじめに取り組んでいる人でも当てはまってしまった人がいるのではないでしょうか?

 

これらの何がまずいのかは後ほど重要なポイントと併せて解説していきます。

 

採用担当者が重視していること

 

ここでいきなりですが、就活生の皆さんにクイズを出します。

 

「採用担当者が皆さんの採用にあたり、重視している点を2つ言ってください。」
(※専門知識や資格が必要な仕事は除外して考えましょう)

 

 

 

 

答えは

 

 

 

 

 

「能力」「やる気」です。

 

 

このクイズに答えられた人は大丈夫です。就活の方向性は間違っていないので、そのまま努力していけば必ず良い結果が得られると思います。

 

逆に、「は?何そんな当たり前のこと?」って思ったそこのアナタ。現状、相当マズイ状態にあると認識してください。

 

採用側からしたら、当然、能力が高くて仕事に対して意欲的で、かつ辞めないような人間を採用したいにきまってますよね。これはおっしゃるとおり、誰にでも分かる当たり前のことです。

 

ただ、僕が先ほどのクイズに答えられない人のことをマズイ状態にあると言ったのは、答えられないということは当然、「能力」と「やる気」をアピールするための準備をしていないということに他ならないからです。

 

これすら分からずに面接試験に臨む人が多いこと多いこと・・・。

 

残念ながら、結果は火を見るよりも明らかです。

 

就活で絶対失敗しないための2つのポイント

 

いよいよ本題である「就活で絶対失敗しないための2つのポイント」について、お話ししていきたいと思いますが、先ほど採用担当者は皆さんの「能力」「やる気」を見ているとお話しいたしました。

 

つまり、自分は能力が高く、かつ、仕事に対してやる気のある人間であるということをアピールできれば良いわけですが、そのための方法とは、

 

 

「説明が論理的であること」「仕事をしているビジョンがあること」です。

 

それぞれ、具体的にどういうことか解説していきます。

 

ポイント①:説明が論理的であること

さて、皆さんが「自分は組織にとって使える人間である」とアピールしていく時に採用担当者にどういう話をしますか?

 

大体の場合、「自分の強み」「過去の経験談」について説明しますよね?

 

採用の際に本当によく聞く話としてこういった類のものがあります。

 

「私は大学の時にテニスサークルに所属し、3、4年生の時には幹部として○○という役職を務め、サークル員100人以上をまとめておりました。学業に励みながら、幹部としての業務を全うし、サークル員の悩み相談にも乗るなど、とても大変な毎日でしたが、持ち前の粘り強さと最後までやり遂げる強い精神力でこれを乗り切ることができました。御社でもこうした私の強みは必ず役に立ち、大変な業務に直面しても必ずやり遂げることができると確信しております。」

 

これ、お恥ずかしながら、僕が学生の時に話した内容です・・・笑

 

当然、これは悪い例なのですが、皆さんはどこが悪いか分かりますか?

 

テニスサークルの幹部を頑張ったという話がありきたりで、特別な経験ではないからダメなのでしょうか?

 

いいえ、そうではありません。

 

少々嫌な言い方をしてしまいますが、正直、学生がそれまでしてきた経験なんて、社会人として何年、何十年と働いている人達からすると大抵の場合、どうだっていいのです。

 

大事なことは、その人の強みや経験そのものではなく、それらのことが矛盾なく、一貫して論理的に説明出来ているかということなのです。

 

先ほどの例をもとに、さらに具体的に説明します。

幹部としての業務を全うし、サークル員の悩み相談にも乗るなど、とても大変な毎日でしたが、持ち前の粘り強さ最後までやり遂げる強い精神力でこれを乗り切ることができました。御社でもこうした私の強みは必ず役に立ち、大変な業務に直面しても必ずやり遂げることができると確信しております。」

 

ここで問題なのは、まず第一に下線で示した「幹部としての業務」「サークル員の悩み相談」の具体的なエピソードが一切語られていないことです。

 

このことにより、せっかく示した「持ち前の粘り強さ」「最後までやり遂げる強い精神力」という強みが全く説得力のないものになってしまっています。

 

さらに、説得力のない強みである上に「大変な業務に直面しても必ずやり遂げることができる」に繋げるところの説明もかなり雑です。

 

どのように繋げていくかという具体的な説明(構想)もなく、「サークルで頑張れたから、仕事でも頑張れます!」なんて、「仕事舐めんな!」と言われても仕方ないことだと思います。

 

このように具体的なエピソードを交えて話に説得力を持たせつつ、かつ、それらの説明が誰が聞いていても納得のできる、繋がりのある話にしなくてはいけないのです。

 

これが僕の言っている「説明が論理的であること」ということです。

 

そして、説明を論理的なものとするためにもう一つ重要なことがあります。

 

それは、

 

「全ての質問に対して矛盾がないようにすること」です。

 

例えば、

 

「志望動機は何ですか?」と聞かれた際に

 

「御社の○○部門では若手でもプロジェクトリーダーとして新規事業の立ち上げを担当させていただけるということを知り、強く惹かれました。」といった感じに答えたとします。

 

その後、「あなたの強みは何ですか?」と聞かれた際には

 

「誰にでも優しくできることです。」と答えました。

 

人に優しくできることは本当に素晴らしいことです。でも、就活、ビジネスの観点から言ったら赤点です。

 

何億円、何十億円もの大切な新規事業のリーダーです。当然、失敗なんてできるはずもなく、そのためには自分にも部下にも厳しく、強烈なリーダーシップを持って取り組める人間でなければ、そんな事業を任せることなんてできません。

 

ここでは人に優しくできることよりも、強烈なリーダーシップを持って周囲の人をまとめ上げることができるとか、そういった類の強みをエピソードを交えて話したほうが、志望動機を強く後ろ支えしてくれます。

 

つまり、一つの質問に対しての答えだけでなく、「志望動機」、「自己PR(強み)」、「その他全ての質問」が矛盾なく、かつ、一貫したものでなければならないのです。

 

序盤にお話した失敗する人の典型例を思い出していただきたいのですが、

・これまで経験したことを一生懸命話せば大丈夫。
・何をして良いか分からないので、とりあえずたくさんセミナーに参加している。
・何を聞かれても答えられるよう、やみくもに一問一答の答えを作っている。

 

この3つはすべて「説明が論理的であること」という視点が抜けているが故にダメなのです。

 

僕が今、就活をするとして、一問一答の回答を作成するとしたら、全ての答えが矛盾なく、かつ、主張が異ならないよう意識しながら作成します。

 

仮にその話が本当であろうが嘘であろうが、このような一貫した答え方をする学生がいたら間違いなく採用担当者は、

 

「コイツできる・・・!!」

 

とうなります。

 

余談ですが、本でよく書いてある「嘘を入れるな」というのは実は本質的ではなく、「嘘を入れることで矛盾が生じるので入れるな」というのが、本当の主張であり、嘘を入れても全ての回答が一貫したもので主張が繋がっているのであれば、別に嘘というか、多少盛って話をしても良いのです。

 

ポイント②:仕事をしているビジョンがあること

次に採用担当者が重視している2つめのポイント、「やる気」に関係した話をしていきます。

 

仮に皆さんが採用担当者だとして、志望者のやる気をはかりたいと考えた場合、どういう質問をしますか?

 

「当社が第一志望ですか?」とでも聞きますか?

 

そういう会社も勿論たくさんあるでしょうが、このように直接的に聞かれたら大体の方が

 

「はい!第一志望です!」って元気よく答えちゃいますよね・・・。笑。

 

これでは志望者の差がつかなくて採用側としては困ってしまいますので、普通は

 

「なぜ当社を志望されたのですか?」

 

というように志望動機を聞きますよね?

 

まず、この質問に全く答えられないような人や曖昧なことを答えてしまう人は「ああ、この人は会社のことをろくに調べていないな。本当に当社が第一志望か疑わしい。」と思われてしまいます。

 

この質問だけでも、そこそこの人数を振るい落すことができるわけですが、さらに優秀でモチベーションの高い人を選別する方法があります。それは、

 

「あなたの強みを活かして、当社のどういった業務に携わりたいですか?」

 

という質問をすることです。

 

この質問一つで志望者の本気度がかなり分かってしまいます。

 

まず、先ほどの「説明が論理的であること」の話にも繋がってきますが、「自分の強み」と「志望動機」をきちんとリンクさせて考えられているかをはかることができます。

 

加えて、どういった業務に携わりたいかを聞くことで、会社について深い部分まで調べているか、さらに自分が1年後にその会社で働いている姿を想像できているかということをはかることができるのです。

 

たった1年後にその会社で働きたいと本気で思っている人だったら、当然、そのビジョンが想像できていないとおかしいですからね。

 

これが採用担当者が志望者の「やる気」をはかる方法です。

 

ここでまた序盤に出した失敗する人の典型例の1つである

・企業調査をしていない、もしくは調査しただけで終わっている。

 

というパターンを思い出してください。

 

今でしたら、皆さん、これの何がダメか分かりますよね?

 

そうです。企業調査をしていなければ当然、志望度そのものを疑われますし、調査しててもそれで終わっている人は「自分がそこで働く」というところまで具体的なビジョンが描けていないのです。

 

こういう人は自分なら確実に「不採用」にしますね。

 

まとめ

さて、ここまで長々と話してきましたが、皆さんが仮に新卒組であろうが、既卒の転職組であろうが、「説明が論理的であること」「仕事をしているビジョンがあること」の2つは超重要です。

 

この観点が抜けた上で就活を行うことだけは絶対にしないでください。

 

あと、勘違いしないでいただきたいのですが、この2つのポイントが就活の根幹の部分として重要であり、他の人と差がつく一番のポイントであるというだけで、これさえ意識しておけば、他のことは何もしなくて良いというわけでは一切ないので注意してください。

 

就活は突き詰めていけば、本当にやるべきことがたくさんあります。

 

就活しようとする人なら知ってるとは思いますが、まずは、最低限、以下のサイトに登録しておくことをオススメします。

 

学生(新卒組)が最初に登録しておくべきサイト

  • マイナビ:ご存じ、学生登録数No.1の就活サイト。ほとんどの就活生が登録している。
  • リクナビ:こちらもご存じ、超有名就活サイト。登録企業数はマイナビより多い。
  • dodaキャンパス:ベネッセ i キャリアが提供する企業からオファーの来るタイプのサービス。登録学生数20万人以上と国内最大規模。
  • キミスカ:こちらも企業からヘッドハンティングされる型のサイト。

 

社会人(既卒組)が最初に登録しておくべきサイト

  • リクナビNEXT:掲載求人数、新着求人数、利用者数、全てにおいて転職サイトNo.1。
  • マイナビ転職:リクナビNEXTにやや劣るものの、こちらも念のため登録しておくべし。
  • マイナビエージェント:専任のキャリアアドバイザーがついて、転職活動を全てサポートしてくれる。

どうしても入りたい会社がある、自分一人ではやっぱり不安という人は就活エージェントに頼るのもありです。

 

多少のお金はかかりますが、働きだしたらそんな費用は一瞬で返ってきますので、エントリーシートの書き方から面接に至るまでフォローしてくれるプロに頼るのが間違いはないと思います。

 

不安な人のための就活エージェント

  • マイナビエージェント:専任のキャリアアドバイザーがついて、転職活動を全てサポートしてくれる。
  • キャリチャン:関東圏中心の就活支援プロジェクト。専任のアドバイザーがマンツーマンで指導してくれる。
  • リデラ:大企業で採用面接を担当してきたプロがオンラインでアドバイスをしてくれる。
  • Kaguya:先端技術とイノベーション領域に強いエンジニアに人気の転職エージェント。

 

最後に

なぜ今回、こんなことを僕が皆さんにお伝えしたかというと、実は自分も学生の時は適当に就活をしてしまったクチであり、そのことを長年後悔した経験があるからです。

 

自分は新卒だし、学歴も誰もが知っている有名大学の出身なので、絶対大丈夫という慢心がありました。

 

その結果、本当に志望していた企業はことごとく不採用となり、大変悔しい思いをしました。

 

その後、転職をしたのですが、転職の際は自分が既卒であるというハンデもあったため、真剣に就活について勉強した結果、受けたところの全てから内定をいただけました。

 

こうした経験から転職組や特に学生の皆さんには、絶対に僕と同じ過ちを犯してほしくないと思っています。

 

方向性が定まらずに就活をしてしまうと、自分が何をしているのか分からなくなってきてしまい、暗闇を歩いているようで本当に辛いのですが、やるべきことが明白になっていれば、就活も勉強になることがたくさんあるし、そんなに悪いものではないですよ。

 

皆さんが笑って第一志望の企業・組織から内定をもらえることを祈念しております。

 

是非頑張ってください!!

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