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バイナリーオプション取引の勝ちパターン・負けパターンについて
これまでの記事ではバイナリーオプション取引やハイローオーストラリアについて紹介してきましたが、今回の記事ではバイナリーオプション取引を行う際に押さえておきたい勝ちパターン・負けパターンについて紹介していきます!
この記事を通して、ご自身の思考を見直すきっかけとなったら幸いです。
バイナリーオプション取引の負けパターンとは?
先に負けパターンについて紹介します。
負けパターンに陥ってしまう方は、以下の2点の行動をしている傾向にあると僕は考えています。
✔その場任せの勝負をしている
✔チャートの分析をしないで勝負している
これはどういうことなのか、以下で説明します!
その場任せの勝負をしている
以前の記事で、バイナリーオプション取引は「上がる」か「下がる」かを予想するものであると紹介しました。
確かに、バイナリーオプション取引はものすごくシンプルなルールですが、勝つためにはFXと同様にチャートの分析が欠かせません。
チャートの分析は投資を行う上では避けては通れないです。
●インターネットでササッと調べてエントリーする
●周りの人の意見を聞いてそれを根拠にして自分では特に考えずにエントリーする
こういったエントリーを繰り返していると負けパターンまっしぐらです。笑。
確かに、インターネットの有料情報や周りに投資に詳しい人がいて気軽に意見を聞けるとなったら、それをもとにエントリーしたくなる気持ちが出てくると思います。
・・・が、エントリ-をするのは自分自身です。
自分の大事な資金を情報の裏付けも取れていないのに他人の意見だけを参考に差し出して勝ち続けられるか・・・なかなか難しいと思います。
せめて、その情報の裏付けをとることは必要だと思います。
情報の裏付けに関連するのが次のポイントです。
チャートの分析をしないで勝負している
情報の裏付けにあたり必要となるのが「チャート分析」です。
チャートのパターンを十分に理解しないでエントリーするのは、見知らぬ街に地図を持たずに行くようなものです。
しっかりと全体像や特徴を把握した上でエントリーをするだけでも、負けパターンから勝ちパターンに転換するチャンスが見えてきます!
もちろん、値動きは全てがパターン通りにはいきません。
パターン分析だけでは、潤沢な資金を持つ大口の意向までは読み取れず、大口の意向で生じるトレンドで負けパターンに陥ってしまうこともあり得ます。
チャートの分析と並行して、雇用統計等の経済指標の分析も行うことが大事です。
これは勝ちパターンにもつながることなので、重要な指標をこの後にいくつかご紹介します!
バイナリーオプション取引の勝ちパターンとは?
次に、勝ちパターンについて紹介します!
勝ちパターンを掴んでいる方の特徴として挙げられるのは以下の2点です。
✔自分の中でのエントリーを行うルールがある
✔トレード時間や特定の日に気を付けている
この2点について、順に解説していきます!
自分の中でのエントリーを行うルールがある
先ほど紹介したとおり、負けパターンに陥る行動は以下のことが挙げられます。
●インターネットでササッと調べてエントリーする
●周りの人の意見を聞いてそれを根拠にして自分では特に考えずにエントリーする
2点目の中でさらっと書いていますが、「自分では特に考えずに」というのが重要です。
バイナリーオプション取引の勝ちパターンに嵌まるためには、自分の中でのエントリーを行うルールを作ることが大事なのです!
ちなみに、周りの人から意見を聞くこと自体は負けパターンには繋がりません。
周りの人の意見が自分の中のルールと合致しているのであれば、それは取り入れても差し支えないと思います。
では、自分の中のエントリールールはどのように作ればいいのでしょうか。
参考となる有名な法則を紹介します。「グランビルの法則」というものです。
この法則をもとに、自分の中でエントリールールを作るのが、勝ちパターンに向けた土台になります。
グランビルの法則とは
これは、チャートの移動平均線の傾きと価格の位置関係に着目する、買いと売りを示す8つのパターンです。
8つのパターンは以下のとおりです。
買いパターン1
移動平均線が横ばいor上昇の状況でレートが移動平均線を上抜けた時
買いパターン2
移動平均線が上昇トレンドの状況でレートが移動平均線を一時的に下抜けて再上昇をはじめた時
買いパターン3
レートが移動平均線よりも大きくプラスに乖離した後に、下落したものの、移動平均線まで落ちずに再度上昇した時
買いパターン4
下降トレンドの移動平均線よりもレートが大きくマイナスに乖離した時
売りパターン1
レートが下落しはじめて移動平均線を下抜けた時
売りパターン2
下降トレンドの移動平均線をレートが上抜けた時
売りパターン3
レートが移動平均線よりも大きくマイナスに乖離した後に、上昇したものの、移動平均線まで届かずに再度下落した時
売りパターン4
レートが移動平均線よりも大きくプラスに乖離した時
これは世界的にも有名な指標ですので、世界の投資家と同じ目線に立つためにも、しっかりと理解しておきましょう!
トレード時間や特定の日に気を付ける
先ほどのグランビルの法則は一般的なチャートの変動の際に指標となるものですが、法則を把握するだけでは不十分です。
自分の中でのルールを作ることに加えて、相場が荒れやすい時間帯や、相場が荒れる傾向にある日を避ける必要があります。
一般的に相場が荒れるのは以下のとおりです。
✔重要な経済指標が発表された後
✔土日に大きな出来事があった後の月曜日の早朝
経済指標は、特にアメリカの以下の経済指標が発表された後に荒れやすくなっています。
✔米国雇用統計(毎月第1週金曜日発表)
✔FOMC政策金利発表(年8回、約6週間ごとに発表)
✔米国四半期GDP(当該四半期終了後の翌月末に発表)
✔ISM製造業景況指数(毎月第1営業日に前月の指数を発表)
✔CPI米国消費者物価指数(毎月15日前後に前月の指数を発表)
また、土日に大きな出来事があった際に、月曜日の早朝(取引開始直後)に相場が荒れることがあります。
負けパターンの中で少し触れた"大口の意向"がここで大きく関係してきます。
為替市場が動かない土日に大きな出来事があった際、その出来事を受けて大口の巨額の買いや売りが発生して、トレンドにつながることもあります。
勝ちパターンを堅持していく上では無理な取引は禁物です。
このような時は取引は無理に行わないで、相場が荒れやすい中では冷静にチャートの分析をすることで、負けパターンへの転落を防ぐことができます。
まとめ
今回の記事ではバイナリーオプション取引の勝ちパターン・負けパターンについて紹介しました。
バイナリーオプション取引は博打ではありません。しっかりと法則を理解して自分の中でのルールを確立して、分析を重ねることで勝ちパターンを掴み取ることができます!
今回の記事を通して、ご自身の投資における思考を振り返るきっかけとなったら幸いです。