投資のコツ

証券マンがFXで勝てるのか実際にやらせてみた

 

いわゆるヘッジファンドのファンドマネージャーや個人投資家をいわゆる「投資のプロ」と位置付けるなら、証券マンは言うなら「投資のセミプロ」みたいなものですよね。

 

毎日経済の動向をチェックし、相場に向き合っているわけですから、こと投資の分野においては、普通のサラリーマンとはわけが違います。

 

僕の先輩に割と最近まで証券会社に10年以上勤めていた先輩がおりますので、その先輩に実際にFXで勝負してもらいました。

 

今回はその結果と考察についてお話していきたいと思います。

 

ほぼ現役に近い証券マンの投資結果はどうなったか?

さて、いきなり結果からお話しようと思いますが、皆さんはどうなったと思いますか?

 

ちなみにあくまでお試しなので証拠金は8万円という少額でやってもらいました。

 

くま君
月利50%で12万円くらいにしたのかな?

そう思うよね・・・
かず3

 

なんと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

3日で口座破綻しました・・・!!(笑)

 

 

 

正直、まさか!!と思いましたね・・・。

 

 

ただ、こう聞くとこの人の能力が低かっただけじゃない?と思う人がいると思いますが、実はこの方、営業成績で全国トップクラスになっており、何度も会社の表彰を受けていた方なんですよ。

 

証券会社で営業の成績を上げるには、もちろんトークがうまいだけではいけません。きちんとお客さんに利益をもたらしてこそ、成績は上がっていくものです。そういう意味でこの方は間違いなく「優秀な社員」なのです。

 

じゃあ、あるいはコロナショックみたいに相場が大荒れしたのか?というとそういうわけでもありませんでした。

 

僕はこのことをふまえて、ある確信をしました。

 

それは、

 

「ほとんどの証券マンは自分で投資すると満足に勝てない」

 

ということです。

 

こう考えた理由について、次のように僕なりに分析してみました。

 

証券マンが自分の投資で勝てない理由①:他人のお金でしか勝負していない

当たり前ですが、証券マンは普段、自分のお金で株やFXなどのリスク投資をすることはありません。

 

というか、法律でできないようになっています。

 

なので、彼らの仕事は富裕層を中心とした個人に対して株などの有価証券を勧めて、その手数料をもらうといったことが主な稼ぎ方です。

 

もちろん、お客さんのお金を投資してもらうわけなので、プレッシャーがないわけではないですが、やはり自分の身銭を切って戦っている個人投資家などのトレーダーとは危機感という点で雲泥の差があります。

 

メンタルも勝敗に大きく左右してくる投資の世界においては、この差というものは思いのほか大きいものとなってきます。

 

証券マンが自分の投資で勝てない理由②:短期売買の経験がない

僕らのような一般投資家の場合、証拠金はせいぜい数百万円未満ですよね。

 

証券マンはもちろんいろいろな人を相手にしますが、彼らが主にターゲットにしてるのはやはり富裕層です。

 

そういった富裕層に対しては、例えば東証一部の堅い株でも長く持っておいてもらえれば、短期的には含み損を抱えたとしても、いずれは利益を得られることが多いです。

 

富裕層は元の証拠金が違うので、これでも十分儲かりますが、僕ら一般投資家は元手が少ないところから何とか大きい利益を狙わなくては、株やFXなどのリスク案件に取り組む意味もないので、そもそもの投資戦略が全く異なるのです。

 

主戦場にしている取引の時間軸が急に大きく変わってしまったら、勝てなくなるのは自明のことですよね。

 

証券マンが自分の投資で勝てない理由③:テクニカル分析の知識がない

これは②にも関わってきますが、証券マンの投資戦略は長期目線に立っていることが多いので、普段からテクニカル分析よりもファンダメンタルズ分析を重用することが多いようです。

 

十数年も証券マンだった先輩が、

 

「エリオット波動って俺もよく分からないんだよね~」

 

って言っていた時はかなり衝撃を受けました・・・笑。

 

先輩曰く、

 

「だって、お客さんにそんなこと説明しても分からないじゃん?」とのこと。

 

なるほど、確かにテクニカル分析なんてよく知らない客目線で見ると、エリオットがどうのとか、うんちくを長々と語られたらめんどくさいですよね・・・。

 

それよりは、「この会社は今こういう新規事業を立ち上げて広告を打っていますので、これから大幅な利益が見込まれます。」

 

とか言われた方が、一般人にはしっくりきますよね。

 

くま君
なるほど、客が興味ないことは、売る側も別に詳しくなくても良いってことだね。

確かに、理にかなっているね・・・。
かず3

 

ただ、取引するする時間軸が短くなればなるほど、テクニカル分析の重要性は高まってくると思います。

 

ですので、証券マンが自分のお金で、しかも短い時間軸で取引をしようとすると大体の場合、負けるのです。

 

まとめ

今回は証券マンが自分の投資では勝てないことについて分析を行ってみました。

 

もちろん、金融機関で実際に運用部門にいるような人達はまた別だと思いますが、一般的に営業活動をしているような証券マンは、まず自分では満足に勝つことができないと思っています。

 

彼らが独立して投資家として生きていこうとしないのがその良い証拠です。

 

本当に投資家として一本で生きていこうとするならば、それこそ、正しい指導者のもとで、血のにじむような努力が必要になります。

 

僕は以下の記事でも紹介しましたが、現在、プロ投資家の方の指導を受けながらFXの勉強をしております。

 

【人数限定】FXプロ個人投資家の直接指導を受ける方法を紹介!!

  どうも、かず3です。   いきなりですが、今回は超有益な案内をさせていただきます。   それはなんと、皆さんが     「プロの個人投資家に直接指 ...

続きを見る

 

我流でやっていた頃に比べて見違えるように勝てるようになりましたが、それでもまだ全然、独立して投資家として生きていけるようなレベルではありませんので、これからも更に勉強と実践を重ねていかねばならないと考えております。

 

ただ、そうした努力の先にこそ普通の人が見られないような景色が広がっていると確信してもいます。

 

是非、皆さんも努力し続ける気持ちを忘れずに投資を頑張っていきましょう!!

 

かず3の使用している証券会社


<株>
楽天証券:株式取引の手数料が業界最低水準。
登録口座数も日本第2位のシェアを誇る。

FX
XM:日本人が一番多く利用している海外FX会社。
ハイレバ取引と追証一切なしのゼロカットシステムが魅力。

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